エレベーターの誕生は1989年パリ万博博覧会に展示されたエレベーター落下防止装置の発明です。ロープが切れたときに「落ちない」事が証明されエレベーターの歴史が始まりました。その実用化第一号がアメリカニューヨークに設置されたエレベーターです。
産業革命以降蒸気機関等を使用した昇降機はありましたが、鋼製ワイヤーロープ、電動モーター使用のエレベーターが設置されたのはニューヨークが初めてです。それまでは牛馬、蒸気機関使用の昇降機が教会等に設置されていましたが、おそらくロープが切れて落下事故が多発していたのでしょう。
日本には1990年(明治23年)上野浅草に「凌雲閣」という建物に設置されました。ただし、同建物は関東大震災(1923年大正12年)により焼失してしまいました。
日本国内で自動車が使われだしたのが1900年代です。エレベーターは日本国内では意外にも自動車より古い歴史あります。
エレベーターが一般的になったのは1960年代に入り都市部に共同住宅(マンション)が建設されたのが大きなきっかけです。それまでは商業施設、官庁等の特定の建物以外では設置されることはありませんでした。1970年代に入り高度経済成長と共に急速に設置台数が増え身近な乗り物になりました。
エレベーターは高齢者ならびに身体障害者会社の生活にはなくてはならない乗り物であり、これからの高齢化社会に向けての必需品です。エレベーターは乗り物であり、機械です。機械はメンテナンスが必要です。安全かつ快適に使用するためにはエレベーターに精通した技術が必要であり、安全を守ることが社会の一員として大きな社会貢献となります。